ヴェローナでのクリスマス
毎年冬、ヴェローナのアレーナ(ローマ時代円形闘技場)にはプレゼーペの展覧会が行われています。プレゼーぺとはキリストが生まれた時を人形の飾りのような描写したものです。中東らしい景色、に様々な人形が配置されています。聖母や聖ヨセフ、子供のキリストなどです。
毎年冬にはこの展示会を示すためにヴェローナのアレーナに大きな鉄のすい星が作られています。すい星の尾はアレーナの上の部分に乗っていて、星の部分はアレーナがある広場に向かって広がっています。高さは約30メートル、長さは約70メートルの大きな現代的な彫刻で、目立った存在です。
ご質問、ご予約は、ご相談も、日本語でお気軽にどうぞ!
+39 333 2199 645 info@veronissima.com P.I. 03616420232 C.F. CPPMHL74L13L781C
ヴェローナのクリスマスルミナリエ
聖書によるとキリストが生まれた頃、その地域で大きな国勢調査が行われていました。皆、それぞれの故郷に戻って登録しなければなりませんでした。キリストの家族も同じでした。マリアとヨセフはヨセフの故郷のベツレヘムに戻りました。マリアは妊娠していましたが本当の父はヨセフではありませんでした。キリストは神様の息子でした。当時、結婚せずに妊娠した女の人は死刑を宣告されていました。ヨセフはマリアに同情してマリアを救うため結婚しました。故郷は国勢調査のせいで非常に混雑していましたので、泊まる場所が見つかりませんでした。マリアは陣痛が始まったのでそこにあった牛舎で止まらなければなりませんでした。この牛舎でキリストが生まれました。ヨセフ達のロバとそこにもともといた牛が息でその場所を暖めました。キリストは普通の人達のために生まれたので天使はその地域にいた羊飼いにキリストの誕生を告げました。
La Stella Cometa dell'Arena
ヴェローナのブラ広場のクリスマスの星
この大切なことを示すために空にすい星が現れました。このすい星を見て、アジアの三人の王様が神様の息子に会いに来ました。彼らは贈り物を持ってきました。それはお金やお香や死体に塗るミイラと言う油のようなものでした。三人の王様は占いによってキリストの未来が分かっていました。キリストに人間の王様としてお金、神様としてお香、皆の通りいつか死ぬ人間として死んだ人に使うミイラを持ってきました。 プレセーぺには人形としてこれらの登場人物が現れています。つまり羊飼いやマリアや牛とロバや三人の王様などがあります。
プレゼーぺを初めて考えたのは13世紀の聖フランチェスコでした。そのころ十字遠征が行われていました。つまり、キリストが生まれて活動した聖地を取り戻すため、キリスト教の軍隊がアラブ人対して戦いました。フランチェスコにとって大事なことはキリストが生まれたと言う事実であって、生まれた土地ではありませんでした。キリストが生まれた所は人間の心の中にあるので聖地へ戦うために行くのは教義に反していて無駄なことでした。このメッセージを伝うためプレゼーぺを作りました。それからどこでも、誰でもプレゼーぺを作れるようになりました。ヴェローナの展示会には世界の色々な国で色々な材料で作られて、色々な時代のプレセーぺが展示されています。
ヴェローナのクリスマスマーケット
聖ルチアのマーケット
パンドーロ(ヴェローナクリスマスケーキ)