ヴェローナでのカーニバル

カーニバルはキリストの復活を祝い、春の訪れを喜ぶイースター(復活祭)は、3月下旬から4月上旬に行われます。 イースターより日曜日を除く40日前に、キリスト教のカーニバル(謝肉祭)が行われます。 カーニバルの日には、人々は思い切り騒いで過ごします。 そして、その翌日は灰の水曜日と言われ、イースターまでの40日間を、断食と祈りによって心身共に清め、厳かに暮らします。 とは言うものの現代では、日常的に生活し、過ごす人がほとんどです。

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ヴェローナのカーニバルは1531年に、さかのぼります。当時、食料不足で、日常的な食べ物のニョッキを作るための小麦粉の値段が高くなり過ぎて、街の庶民が飢えていました。そんな中、裕福であったヴェローナ人Tommaso Da Vico(トッマソ ダ ヴィーコ)が、小麦粉を買うためのお金を出し、庶民を救いました。その後もTommaso Da Vicoは毎年のカーニバルで庶民にニョッキを振舞いました。 そのことが現代でも語り継がれカーニバルのシンボルはパパデニョコ(ニョッキおじさん)で、盛大なパレードが行われます。パパデニョコの手にはフォークにニョッキを刺した杖が握られ、カーニバルの王様となります。また、パパデニョッコは毎年、庶民の投票選挙によって選ばれます。この選挙もちょっとしたお祭りのようなものです。立候補者たちはそれぞれ多くの票を獲得し、自分が一番になるために人々にニョッキやワインなどを振る舞います。後援する店や家庭では、旗や垂れ幕などを掲げ、街中お祭りムードになります。投票日はパレードの一ヶ月前で、聖ゼーノ広場で行われます。またパレードも聖ゼーノ広場からスタートします。

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